韓国人の帰化申請に関する良くあるご質問
Q.帰化申請が不許可になるのは、どの様な理由が多いですか?
A.申請直前に重大犯罪を犯してしまった等の明らかなケース以外には、下記の様な事項に注意する必要があります。
<出国日数>
帰化申請前の1年間に、出国日数が100日を超えてしまう場合や申請後に1ヶ月以上出国する様な場合は不許可になる可能性があります。 <交通違反や事故> 飲酒運転等の大きな交通違反や、人身事故を起こしてしまった様な場合は内容にもよりますが、それが原因で不許可となってしまうことがあります。
<民族学校や他国系の学校に通学しているお子さん>
韓国学校やアメリカンスクールなどの民族学校や他国系の学校に通学されている場合は、転校や場合によっては退学をしなければ申請自体を受け付けてもらえないケースがあります。
<民族団体の役職員である場合>
各民族団体の現職の役員や職員で、一定の要職にある場合は、退職や転職をして関係を断たなければ、現状では申請を受理してもらえません。
Q.申請後に注意しなければならないことはありますか?
A.先の質問にも一部繋がりますが、主に下記のことに注意が必要です。
< 交通違反や事故 >
万が一、交通違反等でキップを切られてしまった場合は、法務局へ報告する必要があります。故意ではなく、ただ単に報告を忘れていた様な場合であっても、後で発覚した際には悪影響を及ぼしますので、必ず報告する様にして下さい。
<海外旅行等で日本を出国>
1ヶ月以上の出国は、理由にも拠りますが、不許可となってしまう可能性がありますので、ご注意ください。なお、短期間の出国であっても、出国前には必ず法務局へ連絡をするようにして下さい。
<環境や身分事項の変動>
引越しや転職、出産、結婚等の環境や身分事項の変化が生じた場合は、法務局への連絡が必要です。